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osteopathy

オステオパシーは、今から約140年前、
1人のアメリカ人医師の強い想いから生まれました。

still_bDr. A.T. Still の功績により、アメリカ合衆国ではドクター・オブ・オステオパシー(D.O.:Doctor of Osteopathy)と呼ばれ、西洋医学医師のメディカル・ドクター(M.D.)と同様に正規の医師です。
D.O.は50あるすべての州で『医師免許』を認可されており、M.D.と全く同等に「診断、外科手術、注射、投薬」等の全ての『医療行為』が認められています。
オステオパシー医師は、それらの『医療行為』に加え、『手技』を用いて患者を診断し、治療にあたります。多くのオステオパシー医師が家庭医(かかりつけ医)として従事し、手技治療を専門に行うオステオパシー医師もいます。

 

◆日本とアメリカ合衆国との医療システムの違い

日本において病院へ通う場合、患者自身が病状をある程度判断し、内科、整形外科、耳鼻咽喉科等を選択し受診します。それには患者が、多少なりとも医学知識を持っていなければいけません。
そして、多くの日本の医師(M.D.)は、患者の身体に触れることなく病名を診断し、薬を処方しカルテに記入するだけで治療が終わってしまうこと多々あります。

一方、アメリカ合衆国では、まず患者は家庭医(かかりつけ医)を受診します。
【アメリカ合衆国では保険の関係上、保険会社との契約によって決められた病院に通院します】
その家庭医には、オステオパシー医師もおり、薬が必要な患者には薬を処方し、オステオパシー手技が必要な患者には『手技』を用いて治療します。
オステオパシー医師は、適宜、患者が最大限の利益を得られる医療行為をおこないます。

風邪の症状を呈する患者には、リンパの循環を良くする『手技』によって症状が改善する場合もあり、その場合には薬を処方する必要がなく、治療費の削減にもつながっています。
場合によっては、その家庭医が必要と判断した場合に、消化器科、循環器科等の専門医へ患者を紹介します。
その専門医の1つの分野に、オステオパシー手技医学科(OMM科)が存在します。
例えば、ぎっくり腰で腰痛の症状を訴えて家庭医を受診した場合、家庭医の判断でオステオパシー手技医学科の専門医の受診が必要であれば、家庭医が紹介状を書いてオステオパシー手技の専門医へ患者を受診させます。

このような医療システムは、患者が難しい医学知識を知らずとも、専門の医療が受けることができる、より患者の立場に立った医療を実現しています。